スプレッドは取引で利益を出す際に大きく関わるものです。
スプレッドはFX業者によって異なるため、業者を選ぶ上でも非常に重要なポイントとなります。
スプレッドは広ければ広いほど利益が小さくなってしまいますが、XMはスプレッドが広いにも関わらず根強い人気があります。
そこで今回はXMのスプレッドの広さや、広がるタイミング、スプレッドが広いのに人気の理由について詳しくまとめました。
【XM】そもそもスプレッドとは?
FX初心者の方の中には、そもそもスプレッドがどういうものがご存知ない方もいるかもしれません。
そこで初めにスプレッドについて簡単にご説明しましょう。
スプレッドとは通貨を売る時の値段と、通貨を買う時の値段の差のことです。
買値の方が高いため、スプレッドは「買値—売値」で求めることができます。
スプレッドはいわば業者に払う手数料のような位置付けなので、狭いほどトレーダーにとっては得になります。
スプレッドの単位は「銭」と「pips」の2つが使われます。
どちらも同じ意味ですが、ユーロ/円、米ドル/円など、円を含む通貨ペアでは「銭」、ユーロ/ドル、ポンド/ドルなど円を含まない通貨ペアでは「pips」が使われることが多いです。
XMのスプレッドの特徴
スプレッドは業者によって特徴が異なります。
そこで次にXMのスプレッドの特徴についてまとめていきましょう。
取引をする上で非常に重要なので必ず把握しておきましょう。
【XM】スプレッドは広い
XMは海外のFX業者にも関わらず日本で根強い人気がある業者ですが、スプレッドは広いのが特徴です。
日本の業者と比べるとその差は歴然のため、XMのデメリットとしてスプレッドの広さを挙げる人も少なくありません。
海外の業者と比べても広いことが多いようです。
ただし、豊富なボーナスがあったり、レバレッジが高かったりと他の面でXMにはメリットがたくさんあるため、スプレッドが広くても使う人が多いのです。
【XM】スプレッドは変動する
国内のFX業者はスプレッドを固定にしているところも多いですが、XMでは変動制を採用しています。
そのため、時間帯によってスプレッドの広さが変わります。
FXでは急な変動も起こりやすいため、ワンクリックで売買することもあると思いますが、その都度スプレッドを確認しなければ、スプレッドが広がっているタイミングで取引して、利益が出にくくなってしまうことも考えられるので注意が必要です。
【XM】ゼロ口座のスプレッドは狭い
XMの口座タイプのうち、スタンダード口座とマイクロ口座はスプレッドが広いですが、ゼロ口座はスプレッドが低くなっています。
ゼロ口座は取引にブローカーを介さないECN方式を採用しており、追加のスプレッドがないため、狭いスプレッドが実現しています。
ゼロ口座は小さな利益を重ねて大きな利益を狙う、スキャルピングをする人によく使われています。
スプレッドが広いのにXMが人気の理由
XMはスプレッドが広いことが度々デメリットとして挙げられます。
しかし、海外FXの中では一番と言っていいほど人気があります。
それはスプレッドが広いことをカバーする様々なメリットがあるためです。
そこでXMが人気の理由をまとめてみました。
【XMスプレッド】レバレッジが高い
XMのメリットとしてよく挙げられるのはレバレッジの高さです。
レバレッジとは「てこ」を意味し、定められた証拠金を収めれば自分が持っている資金よりも大きな額を取引することができます。
国内FXではレバレッジは最大25倍と決められていますが、XMでは888倍で取引をすることができます。
他のレバレッジが高い海外の業者でも400倍や500倍のため、いかにXMのレバレッジが高いかが分かりますね。
高いレバレッジで大きな利益を得ようとする人にとってこれは大きなメリットとなります。
ただし、大きな利益が狙える分、大きな損失を出す可能性があることも覚えておかなくてはいけません。
【XMスプレッド】ボーナスが豊富
XMには口座開設ボーナス、入金ボーナス、ロイヤルティボーナスの3種類のボーナスがあります。
口座開設ボーナスでは口座を開設するだけで3000円、入金ボーナスでは入金額に応じて最大50万円がもらえ、ロイヤルティボーナスでは取引量に応じてポイントが貯まり、貯まったポイントをボーナスとして受け取ることができます。
このように自分が用意する資金以上の取引ができることから、ボーナス目当てでXMを選ぶ人が多いのです。
スプレッドが広い分、こうしたトレーダーに嬉しいポイントがあることも忘れてはいけません。
【XMスプレッド】約定スピードが速い
外貨は常に動きがあるため、約定するタイミングはとても重要です。
チャンスが来たのにポジションを決済できなければ利益を逃してしまいます。
しかし、XMでは約定力が高く、ほとんどの注文が素早く約定するため、トレーダーに人気があります。
【XMスプレッド】ゼロカットシステムがある
相場に大きな変動があった時、決済や証拠金の追加が間に合わず一瞬にしてマイナス残高となってしまうことがあります。
この時にできたマイナス分は借金となり、業者に返金しなくてはいけない場合もありますが、XMではマイナス分は運営が補填してくれるので、自分が用意した資金以上の責任は負わなくて良いのです。
その代わりポジションは強制決済され、ボーナスも全て無くなってしまいますが、FXでは大きな額を取引することもありますから、このゼロカットシステムはトレーダーを守る重要なシステムです。
XMのスプレッドが広がるタイミング
XMのスプレッドは変動制を採用しています。
そのため、スプレッドが狭いときもあれば広いときもあります。
スプレッドが広いとそれだけ手数料が高くなるので、利益が減ってしまいがちです。
そこでスプレッドが広がるタイミングをご紹介しましょう。
【XMスプレッド】早朝
XMのスプレッドが広がりやすいタイミングのひとつが早朝です。
日本時間の早朝はオーストラリアやニュージーランドの市場が開けたタイミングで、取引の量は少なめです。
参加者が少ないことからスプレッドも広くなります。
反対にスプレッドが最も狭くなるのがニューヨーク市場が動き始める21時から数時間です。
アメリカのトレーダーが参加し出すので値動きは激しく、スプレッドも狭くなります。
【XMスプレッド】経済指標発表時
重要な経済指標の発表時は値が一定方向に大きく動きやすい時です。
そのため、スプレッドは広くなりやすいです。
経済指標は雇用統計、GDP成長率、銀行の金利発表など色々なものがあります。
このような発表はXMが無料で提供している経済発表カレンダーでも見ることができますので、ぜひ定期的にチェックしておきましょう。
【XMスプレッド】週明けの朝
FXは土日にはトレードが行われません。
しかし外貨の値段は常に動いています。
そのため、土日を挟んだ週明けの朝は金曜日の最後の値と大きく離れた値がつくこともあります。
そのため、スプレッドも広がることが多いです。
数時間は値動きが安定しないため、週明けの取引は気をつけましょう。
XMのスプレッドの種類
スプレッドには色々な種類があり、違いを押さえてそれぞれうまく活用することで有利な取引をすることにつながります。
そこでXMで取引する上で覚えておきたいスプレッドの種類をまとめてみました。
【XM】平均スプレッド
平均スプレッドはある期間のある通貨のスプレッドの平均値のことです。
平均スプレッドは指定する期間によって異なりますし、通貨によっても大きく異なります。
数あるスプレッドの中でも一番重要なのがこの平均スプレッドです。
【XM】最小スプレッド
最小スプレッドはその名の通り、一番狭いスプレッドを指します。
こちらも通貨によって異なります。
最小スプレッドは取引量が多い21時以降に現れることが多いです。
参考としてぜひ知っておきましょう。
最大スプレッド
最大スプレッドは一番広がったスプレッドを指します。
取引量が少ない早朝や、経済指標が発表され大きく値が動いた時に最大スプレッドが現れやすいです。
こちらもそこまで重要度は高くないので参考程度に見ておけば大丈夫です。
【XM】リアルタイムスプレッド
リアルタイムスプレッドはその時々のスプレッドのことです。
XMのスプレッドは常に動いているため、見るたびにスプレッドは異なっています。
値動きを見ているとどんな時に広がるか、平均はどれくらいかを感覚的に掴めるようになってくるので、その通貨の特徴を知るためにも重要です。
XMのスプレッドの計算方法
スプレッドはXMに払う手数料ですから、どのくらいの値段になるのかを予め知っておくことは重要です。
そこでスプレッドの計算方法をまとめていきましょう。
例えば買値と売値の差が1.5pipsで1ロット(10万通貨)で取引をする時、
10万通貨×1.5pipsで15ドルとなります。
また、スプレッドが狭いゼロ口座で取引をする時はスプレッドが0.1pipsになることもあり、その際は
10万通貨×0.1pipsで1ドルとなります。
ただし、ゼロ口座では手数料が発生するので、実際の手数料はもっと高くなります。
ちなみに1pipsは1銭、つまり0.01円で、ドルでは0.01セント、つまり0.0001ドルとなります。
少しややこしいですが、FXでトレードする上では欠かせない言葉なので必ず覚えておきましょう。
XMの口座ごとのスプレッド比較
XMにはスタンダード口座、マイクロ口座、ゼロ口座の3つの口座タイプがあります。3つの口座のスプレッドを比較してみましょう。
ある時のスプレッドは以下の通りです。
ドル/円
スタンダード口座1.6pips、マイクロ口座1.6pips、ゼロ口座0.1pips
ユーロ/円
スタンダード口座2.6pips、マイクロ口座2.6pips、ゼロ口座0.6pips
スタンダード口座とマイクロ口座の違いは1ロットあたりの取引量だけなので、スプレッドは同じです。
しかし、ゼロ口座は他の2つと比べてかなり狭いのが特徴です。
これを見るとゼロ口座で取引した方がいいと思うかもしれませんが、ゼロ口座での取引は一定の手数料を払う必要があるので、実際の手数料はもう少しかかってしまいます。
XMのゼロ口座のスプレッド
XMのゼロ口座のスプレッドは狭いのが特徴です。
ではなぜそれほどスプレッドが狭いのでしょうか?
ここではゼロ口座について詳しく解説していきましょう。
【XMスプレッド】ゼロ口座の特徴
まず初めにゼロ口座の特徴について説明していきましょう。
【XMスプレッド】スキャルピング専用口座
FXのトレード手法としてスキャルピングというものがあります。
これは少ない利益が出る取引を、何度も積み重ねていくことでまとまった利益を狙うものです。
スキャルピングのトレードでは数秒程度で決済することもあるため、スプレッドが低くなければ成立しません。
XMのゼロ口座はスキャルピングをする人によく使われています。
【XMスプレッド】スプレッドがゼロになることも
ゼロ口座はスプレッドが狭いことが特徴で、タイミングによってはスプレッドがゼロになることもあります。
つまり少しでも値が動けば利益を出すことができるのです。
XMはスプレッドが広いことがデメリットとしてよく挙げられますが、ゼロ口座のスプレッドは他のスプレッドが狭いFX業者よりも狭いこともあります。
【XMスプレッド】ECN方式を採用している
スタンダード口座とマイクロ口座では取引内で、ブローカーが仲介するNTD方式を採用していますが、ゼロ口座ではECN方式というものが使われています。
これはブローカーが間に入ることなく、市場に直接注文を送るシステムです。
そのため、XMが追加でスプレッドをつけることができないので、ゼロ口座ではスプレッドは狭くなっています。
【XMスプレッド】ゼロ口座の取引手数料とは
ゼロ口座はXMの口座の中で唯一取引手数料がかかります。
10万ドルの取引に対して手数料は片道5ドルのため、往復では10ドルの手数料がかかります。
つまり、1ドル=110円の場合は1,100円の手数料がかかることになります。
XMの平均スプレッド一覧
ではXMの通貨ペアの平均スプレッドはどれくらいなのでしょうか?
主な通貨ペアのスプレッドをまとめていきましょう。
左は平均スプレッド、右はゼロ口座スプレッドを表しています。
なお、スプレッドは随時変わるので、その都度確認するのがおすすめです。
通貨ペア | 日本語訳 | 平均スプレッド | ゼロ口座スプレッド |
USDJPY | 米ドル/円 | 1.7pips | 0.1pips |
EURJPY | ユーロ/円 | 2.6pips | 0.3pips |
GBPJPY | 英ポンド/円 | 3.6pips | 1.0pips |
AUDJPY | 豪ドル/円 | 3.0pips | 0.6pips |
NZDJPY | NZドル/円 | 5.0pips | 1.2pips |
EURUSD | ユーロ/米ドル | 1.8pips | 0.2pips |
GBPUSD | 英ポンド/米ドル | 2.2pips | 0.5pips |
AUDCAD | 豪ドル/カナダドル | 3.0pips | 1.3pips |
AUDCHF | 豪ドル/スイスフラン | 3.5pips | 0.6pips |
AUDNZD | 豪ドル/NZドル | 4.5pips | 1.1pips |
AUDUSD | 豪ドル/米ドル | 1.8pips | 0.4pips |
EURAUD | ユーロ/豪ドル | 3.8pips | 1.0pips |
EURCHF | ユーロ/スイスフラン | 2.9pips | 0.8pips |
EURGBP | ユーロ/ポンド | 2.0pips | 0.8pips |
EURNZD | ユーロ/NZドル | 6.7pips | 2.2pips |
GBPAUD | 英ポンド/豪ドル | 3.9pips | 2.0pips |
GBPCHF | 英ポンド/スイスフラン | 4.0pips | 1.6pips |
GBPNZD | 英ポンド/NZドル | 8.0pips | 4.0pips |
NZDCAD | NZドル/カナダドル | 4.5pips | 1.9pips |
NZDCHF | NZドル/スイスフラン | 5.0pips | 1.8pips |
NZDUSD | NZドル/米ドル | 3.0pips | 0.8pips |
USDCHF | 米ドル/スイスフラン | 2.4pips | 0.5pips |
XMと他の業者のスプレッドの比較
XMのスプレッドは広いことで有名ですが、他のFX業者のスプレッドの幅はどれくらいなのでしょうか?
国内や海外の業者とXMのスプレッドを比較してみました。
【XMスプレッド】GMOクリック証券
GMOクリック証券は国内のFX業者です。
FX初心者でも問題なく取引できるよう、FXに関する基礎知識をサイトで解説しており、トレーダーのサポートがしっかりしています。
GMOクリック証券のスプレッドはXMとは違い原則固定となっています。
詳しい各通貨のスプレッドは以下の通りです。
通貨ペア | 日本語訳 | スプレッド |
USD/JPY | 米ドル/円 | 0.3銭 |
EUR/JPY | ユーロ/円 | 0.5銭 |
GBP/JPY | ポンド/円 | 1.0銭 |
AUD/JPY | 豪ドル/円 | 0.7銭 |
NZD/JPY | NZドル/円 | 1.2銭 |
EUR/USD | ユーロ/米ドル | 0.4pips |
GBP/USD | ポンド/米ドル | 1.0pips |
【XMスプレッド】外為どっとコム
外為どっとコムも国内のFX業者で、取引数量は1000通貨から500万通貨までと幅広い取引ができるのが特徴です。
外為どっとコムのスプレッドは原則固定で、主な通貨のスプレッドは以下の通りとなっています。
通貨ペア | 日本語訳 | スプレッド |
USD/JPY | 米ドル/円 | 0.3銭 |
EUR/JPY | ユーロ/円 | 0.5銭 |
GBP/JPY | ポンド/円 | 1.0銭 |
AUD/JPY | 豪ドル/円 | 0.7銭 |
NZD/JPY | NZドル/円 | 1.2銭 |
EUR/USD | ユーロ/米ドル | 0.4pips |
GBP/USD | ポンド/米ドル | 1.0pips |
GMOクリック証券と主要通貨は同じスプレッドであることが分かります。
国内通貨のスプレッドは、この値に近いスプレッドを採用しているところが多いです。
【XMスプレッド】タイタンFX
タイタンFXは海外のFX業者で、レバレッジは最大500倍とXMには劣りますがかなり高いレバレッジで取引できる業者です。
スプレッドはXMと同様に常に変動します。
タイタンFXの主要通貨のスプレッドは以下の通りです。
通貨ペア | 日本語訳 | スプレッド |
USD/JPY | 米ドル/円 | 1.3銭 |
EUR/JPY | ユーロ/円 | 1.6銭 |
GBP/JPY | ポンド/円 | 2.4銭 |
AUD/JPY | 豪ドル/円 | 2.0銭 |
EUR/USD | ユーロ/米ドル | 1.3pips |
GBP/USD | ポンド/米ドル | 1.5pips |
【XMスプレッド】Axiory
Axioryは海外のFX業者で狭いスプレッドと、高い約定力に定評があります。
日本語環境が整っており、日本語でも質の高いサポートが受けられます。
Axioryも変動スプレッドを採用しています。
Axioryの主要通貨のスプレッドは以下の通りです。
通貨ペア | 日本語訳 | スプレッド |
USD/JPY | 米ドル/円 | 1.3銭 |
EUR/JPY | ユーロ/円 | 1.9銭 |
GBP/JPY | ポンド/円 | 2.0銭 |
AUD/JPY | 豪ドル/円 | 1.7銭 |
EUR/USD | ユーロ/米ドル | 1.3pips |
GBP/USD | ポンド/米ドル | 1.2pips |
XMのスプレッドが狭い通貨
スプレッドが広いと利益が少なくなってしまうため、スプレッドが狭い通貨には人気が集まりやすいです。
スプレッドが狭くなるのは主要通貨同士の組み合わせです。
世界の主要通貨といえばドル、ユーロ、円の3つですから、ドル/円、ユーロ/円、ユーロ/ドルはスプレッドが狭い傾向にあります。
初心者の方はまずはこの3通貨で取引を始めるのがいいでしょう。
反対にスプレッドが広くなりやすいのがマイナーな通貨です。
マイナーな通貨は人気が低く、取引量が少ないです。
こうした通貨で利益を出すのは難しいので、FX取引に慣れないうちはあまり手を出さないのがおすすめです。
XMのスプレッドの確認方法
では実際にXMでスプレッドを確認する場合はどうしたらいいのでしょうか?
XMでのスプレッドの確認方法をいくつかご紹介しましょう。
【XMスプレッド】公式サイトから確認する
XMのスプレッドは口座を持っていなくても、公式サイトから確認することができます。
公式サイトのトップページを少し下にスクロールすると、右側に主な通貨のゼロ口座とスタンダード口座のスプレッドが表示されています。
ここで確認できる通貨ペアは
EURUSD、EURGBP、USDJPY、GBPUSD、EURJPY、NZDUSD、AUDUSD、GBPJPY、GBPAUD、AUDJPY、CHFJPY、USDCHF、EURCHFです。
【XMスプレッド】MT4から確認する
取引プラットフォームであるMT4から確認するという方法もあります。
少し複雑なので確認手順を流れに沿って説明しましょう。
MT4を開く。
画面上部の「表示」をクリックし、「気配値表示」をクリックする。
出てきた画面の上部にある「通貨ペア」、「Bid」などと書かれているグレーの部分を右クリックし、「スプレッド」を選択する。
選択後、通貨ペア、売値、買値、スプレッドの4つを見ることができる。
【XM】デモ口座のスプレッドの注意点
XMにはリアル口座とデモ口座の2種類があります。
リアル口座は実際に資金を使って取引するものですが、デモ口座ではお金を使わないバーチャルな取引をすることができます。
FXのトレードの練習をしたい人や、XMを体験したい人に使われています。
デモ口座はお金を使わないとはいえ、本番さながらの取引ができます。
しかし、デモ口座とリアル口座はそれぞれ別のサーバーを使っているため、約定スピードやスプレッドは実際のものとは全く一緒ではありません。
デモ口座はレベルの高い練習ができますが、多少の違いはあることを覚えておきましょう。
【XMスプレッド】XMのXMPとは
XMは豊富なボーナスが有名ですが、そのうちの一つがロイヤルティボーナスと呼ばれるものです。
これはロイヤルティプログラムと呼ばれるプログラムの中でもらえるボーナスで、XMで取引するたびにXMPと呼ばれるポイントが貯まり、ポイントはボーナスに換えることができます。
つまり、取引するたびに発生するキャッシュバックとも言うことができ、スプレッドについて語る上で欠かせないものです。
そこでXMPの特徴やプログラムの仕組みについて詳しくまとめていきましょう。
【XMスプレッド】XMPの特徴
まずはXMPの基本的な特徴についてまとめていきましょう。
【XMスプレッド】取引ごとに貯まる
ロイヤルティプログラムでは、取引ごとにXMPと呼ばれる一定のポイントを受け取ることができます。
受け取るXMPはステータスによって異なりますが、1番下のステータスでは1ロットあたり10XMP、1番上は1ロットあたり20XMPもらえ、約2倍の差があります。
【XMスプレッド】ゼロ口座にはXMPはない
XMPのシステムはスタンダード口座とマイクロ口座にはありますが、ゼロ口座にはありません。
ゼロ口座には入金ボーナスもないため、基本的には自分が用意する資金でしかトレードが出来ないという特徴があります。
【XMスプレッド】XMPは自動で貯まる
【XMスプレッド】ポジションは10分以上保持しなければならない
XMPを受け取るには10分以上ポジションを持っていなければいけません。
もしXMPを受け取りたい場合は、10分以上経ってから決済するようにしましょう。
【XMスプレッド】XMPはボーナスに変換できる
貯まったXMPはボーナスに変換し、トレードに使うことができます。
昔は現金に換えることもできましたが、今ではボーナスのみとなっているので注意しましょう。
もらえるボーナスは「XMP÷3=ボーナス(ドル)」で求めることができます。
【XMスプレッド】ロイヤルティプログラムのステータスとは
XMPをもらえるロイヤルティプログラムには4つのステータスがあります。
それぞれのステータスについて簡単にご説明しましょう。
エグゼクティブ
1ロットの取引でもらえるXMP・・・10XMP
ゴールド
1ロットの取引でもらえるXMP・・・13XMP
エグゼクティブでポジションを30日持っているとゴールドに昇格します。
ダイヤモンド
1ロットの取引でもらえるXMP・・・16XMP
ゴールドでポジションを60日持っているとダイヤモンドに昇格します。
エリート
1ロットの取引でもらえるXMP・・・20XMP
ダイヤモンドでポジションを100日持っているとエリートに昇格します。
XMPとスプレッドの関係性
ステータスがエグゼクティブの場合、1ロットの取引で10XMPを受け取ることができます。
「XMP÷3=ボーナス(ドル)」でボーナスに換えることができるので、1ロットの取引では実質3.3ドルのキャッシュバックがあることになります。
つまり、スプレッドが1.6pipsの取引でもXMPを加味すると、実質のスプレッドは1.27pipsと考えることができます。
XMのスプレッドに関するよくある質問
最後にXMのスプレッドに関するよくある質問についてまとめていきましょう。
XMのスプレッドについて分からないことがあればぜひ参考にしてくださいね。
XMの最小のスプレッドは?
XMでは最小0pipsからの変動スプレッドを採用しています。
XMにスプレッドが狭い口座はある?
ゼロ口座はスキャルピング用の口座なので、スタンダード口座やマイクロ口座に比べてかなりスプレッドは狭くなっています。
ゼロ口座のスプレッドは公式サイトからも見れますし、デモ口座を開設すれば実際のゼロ口座のスプレッドを体験することもできます。
XMのスプレッドはどこで確認できる?
XMのスプレッドは公式サイトのトップページで確認することができます。
公式サイトではスタンダード口座とゼロ口座の主要通貨のスプレッドが表示されています。
また、MT4からは「表示」→「気配値表示」→上部のグレーのボタンを右クリック→「スプレッド」で一覧を確認できます。
【XM】MT4とMT5ではスプレッドに違いはある?
基本的には両方同じスプレッドです。
しかし、利用しているサーバーが異なるため、若干の違いが発生する場合があります。
【XM】デモ口座とリアル口座のスプレッドに違いはある?
デモ口座は資金を使わずに本番さながらの取引ができるものです。
チャートなど基本的な条件は同じですが、違うサーバーを使用していることからスプレッドに差が出てくることもあります。
【XMスプレッド】pipsとは?
pipsはスプレッドの差を表す単位です。
通常、1pipsは1銭、つまり0.01円で、ドルでは0.01セント、つまり0.0001ドルとなります。
【XMスプレッド】XMPとは?
XMPは1ロットの取引ごとに貯まるXM独自のポイントです。
一番下のエグゼクティブというステータスでは、1ロットの取引ごとに10XMP(3.3ドル)を受け取ることができます。
一番上のエリートでは20XMP(6.6ドル)受け取れるので、2倍もの違いがあります。
ただしXMPは10分以上ポジションを保持していなければ受け取ることはできません。
またゼロ口座ではXMPには対応していません。
XMのスプレッドは広い?
XMのスプレッドは国内のFX業者と比べると広い傾向にあります。
しかし、その分レバレッジが888倍まで設定できたり、ボーナスが豊富だったり、投資した資金以上の責任は負わなくていいゼロカットシステムがあったりと、色々なメリットがあります。
FX業者はスプレッドだけでなく、色々な面から総合的に判断して決めるようにしましょう。
XMスプレッドのまとめ
XMのスプレッドは広いことから、デメリットとして挙げられることがよくあります。
しかしその分レバレッジが高かったり、トレーダーを守る仕組みがあることからスプレッドが広くても根強い人気があります。
XMは変動スプレッドなので、その時々によってスプレッドは異なります。
スプレッドが特に大きくなるタイミングを把握して、うまくスプレッドと付き合いながら利益を狙いましょう。
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